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3 4月

虚ろな月、渇望する平安

新年度、桜、花見、入学、希望、未来、笑顔。こんなにもエイプリルフールどころじゃない4月1日は震災以来でした。言うまでもなく、新型コロナウイルス(COVID-19)が猛威を振るい、人類全体が活動自粛ムードの中、TIPS HOSTELはどうすんねんっちゅう話です。先に結論からいくと、形態を少し変えて営業していきます。


坂の上の断崖絶壁

わがTIPS HOSTELは、おかげさまで2020年1月まで順調に前年同月を上回り、浮上を体感していたところがコロナショックで一転、現在のっぴきならない状況下にあります。いや、もうほんま勘弁してください、やっとここまで来た感あるのに、何して腐ってけつかるんですか。神さん、あんたいっぺんどついたろか・・・。絵文字にあるような、ヒゲのもじゃもじゃロン毛の頭に輪っか乗せたニコニコ神さんが目の前にいたら、とりあえず全力で立ち向かうことをここに誓います。見えない力で近づくことすらできないとしても、その脳天にハリセン一発ぶちかませたら、ツッコミ冥利に尽きるんやけどな。あ、こんなん言うてますけど、現実はシビアです。あと、たいそうなゴッドの存在は信じてません。

泣いても始まらない。こんなとき親しい知人が仕事をくれて、4月から副業として稼働を始めています。さらにもう1本、企画中の仕事を振ってくれるそうで、本当に感謝しかない!さらに、私のことを思ってくれる数人から、アイデアや情報提供を受けました。ああ、嬉しいなあ、みんながツラい時にこんなやつのことを考えてくれるありがたさ。泣けるやん。好っきゃわ。

相次ぐ休業

既にホテルや旅館で営業できなくなったところが出てきています。ゲストハウスも数週間の営業休止を決める施設が後を絶たず、長引けば閉鎖もあり得るでしょう。旺盛なインバウンド需要から新規オープンラッシュを続けていた宿泊業界は、今や完全に沈黙しました。

そんな折、TIPS HOSTELにお泊まりになった一組のご家族。転勤で基山にいらして、今度また元の地域へ戻るそうで、最後の夜を過ごす場所として選んでくださいました。「いい思い出ができた。また基山に来たい。その時はまたお世話になります」というコメントは、とてもシミました。じーん。

それでも必要な人のために

不要不急の外出は避ける、これは鉄板としても、やはり必要な外出は存在する。そのシチュエーションに遭遇したときのメンタルはどうだろう。補償もままならないまま一気に自粛を煽りだす風潮に飲み込まれて「あんまり人に知られたくないな」「白い目で見られるかな」なんて思ってしまう人、いるかもしれない。私なら、あなたは何も悪くないよと言うけど、私に言われても他人からの見え方が変わるわけじゃない。

宿泊者以外、立入禁止です

TIPS HOSTELはぱっと見、ただの一軒家(看板の是非は置いておこう)。流行りのカフェやコミュニティスペースのある複合施設ではありません。ただただシンプルに泊まってゴロゴロするだけの宿で、このスタイルが真価を発揮するのはドミトリーよりも貸切。貸切ならば、他の不特定多数と接触する機会は皆無だから、このような状況下でも少しは安心して宿泊してもらえるんじゃないか、と私は思います。

なので、基本的に休業はしません。ただし、当面は貸切予約のみ受付。これまで料金は利用人数に合わせて4名様、8名様、12名様の3段階で設定してきましたが、新たに1・2名様用を新たに加えてご利用しやすくします。お日にちによって前後しますが、一泊10,000円から貸切可能としました。

おひとり様でも貸切可!

余談(愚痴)。どうやら次亜塩素酸水がいいらしいと人に勧めたら、数倍のテンションで罵倒され、冷静に私が効果を信じる理由を提示したものの「聞く耳持たん!この詐欺師が!」と言わんばかりの態度で噛みつかれました。そんな怒らんでも・・・別に、私はこれを売っている人でもなんでもないねんけどな。いいと思うって言っただけやのに。たぶん『こういうときに水を勧められたらこうしろ』って親に教えてもらったんやろな・・・どこかでガラスが割れる音が聞こえた、そんなある日。(もう水の話はしないで!)


未来のイメージ

いよいよゴールデンウイークもよろしくない感じになってきて、先のことはどうなるかわからんけど、目の前のことをしっかりやりながら収束後の準備もしていくしかないと思っています。この世界から一連のフラストレーションが解き放たれるときのために、今成すべきことを。